製炭場 移転のお知らせ ~2016年8月吉日~

 

平成5年より白老町社台地区の山林において木炭の生産をしてまいりましたが、この度、移転致しました。 借地として土地を利用しておりましたが、契約期限が切れた事と、地権者の意向に伴う事が理由です。

◆新規移転先は、白老町字石山110-1 です。 

◆新設工事は平成28年4月中旬から開始しております。現在炭窯は1基で稼働しておりますが、徐々に増やす予定です。

 

伝統の木炭窯でじっくり焼き上げた硬質な黒炭

大西林業の木炭窯は現在1基ですが、通年を通し、稼動しております。

1回の製炭で焼き上がる量はおよそ1500kg。

北海道の木炭窯としては比較的小柄な窯ですが、均質で硬質な木炭が焼きあがります。

木炭の原木は硬質なミズナラ

しらおい木炭の原料は製炭場の周辺地域に自生している広葉樹を利用しております。 毎年、山林オーナーと契約を交わし、計画的に伐採。伐採方法は山林の状況やオーナーとの話合いにより択伐か皆伐のいずれかを選択します。近隣の山林はミズナラという硬質な楢(ナラ)の木が豊富に自生しており、古くから木炭の原料として使われておりました。

天然林の力強い再生力により更新された樹木の恩恵を受け当社の炭焼きは成立しております。

しらおい木炭は黒炭です。

木炭は大きく分けて「黒炭」と「白炭」に分けられます。火付きが良く扱いやすいのが黒炭、備長炭のように、叩き合わせると金属音が出て、火持ちが長いのが白炭です。

当社のしらおい木炭は黒炭ですが、徹底した精錬作業を行うため、火付きよく、火持ちも白炭に負けない硬質な木炭です。無煙無臭ですので、屋外での焼肉にはもちろんのこと、火鉢、囲炉裏を使う屋内利用も可能です。